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Mar 25, 2024

2023年SUPER GTシリーズ中間総括

現在「開発凍結」政策が行われているため、2023年シーズンに参戦するNSX-GT車両は、2022年モデルからシャシーの基礎コンポーネントを共食いしてしまった一方で、カーボンニュートラルの義務化( CN)今シーズンから制定された燃料、

HRCは、国内でこれまで培ってきたノウハウを活かし、レギュレーションに合わせたチューニングを施したエンジンでシーズンを戦うことを選択した。

2023年シーズンは4月15~16日に岡山国際サーキットで開幕した。 レース週末は、この地域をタイミング悪く通過した低気圧による荒天に見舞われた。 予選ではいつも荒れたコンディションに見舞われたNSX-GT勢は、悔しいグリッドポジションに終わった。 日曜日、フォーメーションラップまで晴れていた空は突然厚い雲で暗くなり、すぐに激しい雨が降り始めた。 レースはセーフティカーにより何度も中断され、混乱した状況が続いた。

その後天候も良くなり、路面はすぐに乾いてしまいタイヤマネジメントが非常に難しくなりました。 #8 ARTA MUGEN NSX-GT (野尻智紀/大湯都史樹)は、混乱する隊列をうまく利用して着実にポジションを上げ、最終的に3位でフィニッシュした。 今シーズンからチームを組んだこの新しいペアは、シャシー交換によるペナルティがあったにもかかわらず、驚くべき結果を残した。

シリーズ第2戦は、晴天に恵まれた5月の連休、いわゆる「ゴールデンウイーク」の期間中に富士スピードウェイで開催された。 晴天の下行われた予選は#100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が圧倒的なポールポジションを獲得した。 レースでは、#100 NSX-GTはタイヤとセッティングのマッチングに苦しみながらも、450kmのレースを最後まで賢く戦い抜き、最終的には2位でフィニッシュしました。 #17 アステモ NSX-GT(塚越広大/松下信治)も8番グリッドから粘り強い走りを見せ、3位まで通過して表彰台を獲得した。

第3戦は6月第1週、ご存知ホンダ陣営のホームコースである鈴鹿サーキットで開催された。 レースウィークの天候は台風マワールの影響を多少なりとも受けたが、コース走行は全てドライコンディションの下で行われた。 過去2戦で好成績を収めたためサクセスウェイトが重くなった#8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻/大湯)と#17 Astemo NSX-GT(塚越/松下)は、ともにペースを維持するのに苦労した。 代わって#100 STANLEY NSX-GT(山本/牧野)が3番グリッドを獲得し、勢いを保った。

決勝レースでは、#100 STANLEY NSX-GT(山本/牧野)が2度のピット戦略を巧みに操り、実質4位、つまり見かけ上の5位まで順位を上げたが、レース中に大きなアクシデントが発生した。トラックは赤旗を引き起こし、レースは永久に中止されました。 レース後、暫定結果に対する異議申し立てが行われた。 他の上位車両が2回停止したのに対し、この車は1回しか停止しなかったため、見かけ上の1位に終わった。 規定の2回のピットストップを満たさなかった車両の暫定1位は審査員によって8日を要して却下され、その結果#100 STANLEY NSX-GT(山本/牧野)の順位は5位に確定した。 。

日本列島が記録的な猛暑に見舞われる中、シリーズ第4戦が8月5~6日に富士スピードウェイで開催された。 灼熱の太陽の下で行われた予選では、NSX-GT軍団が圧倒的なパフォーマンスを見せた。 5台全員がQ1を突破し、Q2へ進出した。

スターティンググリッドの最終順位は、再びHondaファンに華々しい光景をもたらした。#16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が2番グリッド、その下に#8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻/大湯/木村伊織) 3位 #17 アステモ NSX-GT(塚越/松下) 5位 #100 STANLEY NSX-GT(山本/牧野) 6位 #64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/太田格之進) 8位 ほぼ独占かと思われたスターティンググリッドの上半分。

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